新PCを購入しました。
その構成内容と使用感についてみていきます。
新PCのCPUはRyzen 9 3950X。AMD製です。前PCは intel製 でしたが、今回初めてAMD製を選択しました。
しかしCPUが変わったからと言って、通常、使う分には全く変わりありません。同じように使うことができます。
これは、車に例えると、ボンネット内のエンジンが変わったからと言って車が走るということに変わりはないといったところでしょうか。使い勝手は良いと感じています。
以前の intel製のCPUは core i7 3770k でした。新PCは Ryzen 9 3950X。実際に使用してみると両者の性能差が非常に大きいと感じています。
具体的には、動画のエンコード処理です。時間差は雲泥の差であるといっても過言ではありません。
前PCでは、エンコード処理を開始するとPC自体に非常に負荷がかかり、他のソフトウェア、具体的にはワードやエクセル、画像処理のadobeのソフトウェア、fireworks CS6を開こうとすると「カクカクする」という現象が起こったりします。
前PCはまだ健在であるため、実際にその使い勝手の差を比べることもできます。
次に、グラフィックは、前PCはラデオン6450です。一方の新PCはNVIDIA(R) GeForce GTX 1660 Ti 6GBになります。
この差もとても大きいと感じています。動画のエンコード処理にも、このグラフィックがかかわってくるからです。これは、動画処理をする際に、使用するエンコードソフトウェアで「ソフトウェアエンコード」か「ハードウェアエンコード」を選択することができます。
グラフィックカードの性能を使ってエンコード処理をしたい場合は「ハードウェアエンコード」を選べば、非常に速い速度でエンコード処理を行うことができます。
この時、CPUに負荷はあまりかからないため余裕を持って他のソフトウエアを使うことができます。この点の差が番大きいと思われます。
頻繁に使うPCであるからこそ時間短縮のメリットはとても大きいのであると思います。時間短縮以前に前PCであれば、負荷がかかりすぎて不具合にもつながりかねません。両社ともWindows10ですが、前PCでは「ブルーバック」の画面が出ることもあります。
これはどういうことかといいますと、私が使用している前PCは、エンコード処理などのような「負荷がかかりすぎる処理」の場合、CPU温度が一気に上昇します。これは非常によろしくありません。CPUクーラーがあまり効かない状態です。放っておくと80℃以上にもなっていきます。
一方の新PCのほうでは、負荷をかけた場合でも30℃くらいでしょうか。それほど変化はない状態です。終始、変わらない状態でエンコード処理が行われているといったところです。気が付いたら完了したいる、という事も珍しくありません。何故かというと、「ファンの音」が変わらないためです。前PCでは、感じていたファンの音が、新PCでは同じ音であるため、エンコードソフトを最小化していると完了しているからです。
そして時間ですが、処理もあっという間に終わってしまうため、すぐに次の処理に移ることができます。
このような事は体感しないとわからないことであると思います。前PCのまま使っていると「こういうもんだ」となってしまい、比較する前の段階だからです。
CPUとグラフィックを見てきましたが、他にも差はありそうです。ただ、一番大きい差は「エンコード処理速度」であると、自分には感じられます。
新PCは様々な場面で見えない力を発揮してくれそうです。
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