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車、自転車の運転中、二重追い越しにかなりの危険性

 実際の様子

 10月8日、免許証の更新に行ってまいりました。
 ゴールド免許証です。

 免許更新のために訪れる人の数は平日で5000人、日曜日で1万更新に来ているといわれる免許センターです。
 実際に、午前中から混雑しており、視力検査では長い行列を作っています。この更新は、運転をする人にとっては必須の事であります。
 講習ではビデオを見たり、標識や新しい法改正など、安全運転に関する知識を再確認させられます。

 常日頃、車の運転は注意しなければなりません。今や車両という範囲では自転車も同様です。
 ここ数年、テレビや新聞のニュースでも取り上げられていますが、毎日のように事故が起きています。オートマチックになって便利になった反面、、運転中にアクセルやブレーキを踏み間違え、歩道に突っ込むなど、大人数を巻き込む場面も少なからずあります。
 歩道がある道路であればまだ良い方です。街中では、歩道を歩いている人の横を自転車が追い越して行くことはよくあります。
 一般道であっても、歩道のない道路は住宅街などに入れば必ず存在します。
 イメージしやすい道路として、高速道路が挙げられます。高速道路には、走行車線と追い越し車線がありますが、追い越し車線は、追い越した後は、速やかに走行車線に戻らなくてはならない、といった決まりがあります。

 講習会ではとても詳しく説明してくれます。

 追い越し車線を走り続けた場合は、違反点数1点、6000円の罰金という現実が待っていることになります。
 つまり、高速道路を走行時、一番右の車線は追い越す時以外は走らない。という事になるのです。知らなかったでは済まされません。なぜなら、捕まる原因の多くは、この違反を知らなかったという事になるからです。

 さらに「二重追い越し」は、命にかかわることもあるので、とても注意が必要です。

 

 ある一つの例として、一般道を一台の自転車が走行していたとしましょう。

 自転車の走行速度は人によって千差万別です。また、朝夕の通勤ラッシュ時には、駅周辺の道路は、同じ方向から駅へ向かい人々であふれています。必然的に密集地帯となるでしょう。

 この時に、一般道路で、一台の自転車が、前を走行しているもう一台の自転車を追い越そうとしている時に、必然的に車道側に大きくはみ出すことになります。自転車一台分ではすみません。

 自転車と自転車の間には、必ず、隙間、つまり、空間が必要になるのです。

 そしてこの場合、わずか、数秒ですが、2台の自転車が平行に走っている状態になるのです。この状態が、自転車側と自動車側にとても危険なことになります。

 なぜなら、自転車で追い越そうとしている人は、前の人を追い越すことに気を取られていおり、また、車の方がよけてくれるだろうと思っているからです。

 自転車側は、前を向いて走っているため、気づかなくても、運転者側はヒヤッとした経験のある方もいるはずです。


 確かに、大抵の運転者はもちろん、避けてくれます。しかし、これが見通しの良くない夜間であったり、また悪天候が重なったりと、条件が重なったときには、上手くいかない時もあることを予想しておかなくてはなりません。。
 また、二重追い越しは、運転者にとっては、予想外の運転操作を要求され、思わぬ事態につながりかねないのです。

 よって、この二重追い越しの危険性は、より一般に認識される必要があるでしょう。広い幹線道路が増え、さらに運転する人の数も増えれば、その分道路が混みあう原因の一つにもなります。車を走らせる速度は人によって千差万別であり、十人十色であるため、追い越しの機会はとても多くなっています。そのような中、二重追い越しの危険性も比例して、浮上してくるということになります。
 住宅街に入ったら、「歩行者の道路である」といった認識で車を走らせ、夕方薄暗くなり始めたら早めにヘッドライトを点ける。徐行し、いつでも止まれるようにブレーキに足をすぐかけられるようにしておく。このような、基本的なことがとても重要になっています。