ダイソーからなんと「600円のラジコン」が発売されました。
600円だからと言って「たいしたことない」と思うかも知れませんが、実際に動かしてみて、想像以上の出来に驚くことでしょう。
ダイソーから発売された600円ラジコンを検証しました
ダイソーの600円ラジコンですが、今ではラジコンを目にする機会もめっきり減ってきています。
思い返してみると、「ランボルギーニ・カウンタック」や「ロータス・エスプリターボ」、「ランボルギーニ・ミウラ」をはじめ、日本のモーター・スポーツブームは一時、とても熱気を帯びたものでありました。
しかしその後、インターネットの登場、コンピューターゲームの台頭、ドローンの登場など、ラジコンが下火になっていった原因は、数えればきりがありません。
そんな中、ありえない価格で登場したダイソー600円ラジコンは、「試しに買ってみるか?」という、「その気にさせる」非常に手頃な価格であるといっても過言であはありません。
600円の出来に驚愕する
パット見たところ、ダイソー600円ラジコンの外観は「ポルシェ918スパイダー」に酷似しています。
静止している姿を見ているだけでも、
「こいつはやってくれそうだ」
という容貌を呈しています。
アンテナがボディ内部に隠れているため、スマートな外観になっています。
この点については、もしかすると「アンテナを出せば」コントロール感度が良くなるかも知れません。カスタマイズの余地がある部分だと思われます。
ラジコンを実際に走らせる場合、板張りの廊下やフローリング材の床であればタイヤのグリップが効いていい走りを実現できます。
また、絨毯や畳で散らかった部屋であれば「悪路を想定した走り」ととらえて練習にもなり、納得がいく事でしょう。
ラジコンの初期は有線式でありました。それはとても使い勝手がよろしくないものでありました。
それがこの価格で無線であるという事だけでも技術の進歩を実感していただけるはずです。
ボディペイントの色を変えて「自分のお気に入りのボディ」にすることも、楽しみの一つになるでしょう。
実際に色を変えている方もいるようです。
さらに重要なことは、ダイソー600円ラジコンは、すべて同じ周波数帯で作られています。おそらくはこれもコスト削減につながっていると思われます。
また、カスタマイズとして、モーターを「ミニ四駆」の物に替えたりタイヤを「ミニッツ用」のタイヤに替えるができます。
より「馬力」を上げたい場合や、タイヤの「グリップ」を効かせたい場合は視野に入れるとよいでしょう。
とはいっても、実際に馬力を上げた場合、部屋の壁に当たって、プラスチックが破損することもあるので気を付ける必要があります。
このラジコンですが、私の感想では、
「思ったよりもやってくれる」
というのが本音です。
段階を踏み、まずはノーマルで走らせ、そしてチューニングしていく、というのが無難なやり方の一つなのではないでしょうか。
ザ・ダイソーギガ船橋店
私の予想では、全国のダイソーの中にはもしかすると「600円ラジコン」を置いていない店舗や品切れの場合もあると思います。その場合、地上6階、地下1階の日本一大きいダイソーである「ザ・ダイソーギガ船橋店」へ行けば、かなりの確率で置いてあると思われます。
ここは一種の観光地であるといっても過言ではありません。
この「ザ・ダイソーギガ船橋店」は売り場面積が2000坪あり、約6万種類の商品を扱う驚異的な品揃えであるという事で有名です。サッカーコートが約2160坪なので、その広さは相当なものです。他のダイソーにはないものがたくさん揃っています。
しかし、この店舗に入った場合、「ダイソー600円ラジコン」のみを買って店舗から出てくるのは至難の業でしょう。目移りする事が容易に想像できるからです。
あまりの品揃えに2時間位はあっという間に過ぎてしまいます。
広い店舗なので混雑時のレジ前の行列も驚異的です。
ゆうパックによる宅配受付を行っているため、つい衝動買いをしてしまい、商品がたくさんつまった大袋を持ち帰らずに済む、という事も消費者にとっては安心であるといわざるを得ません。
午前10時から午後9時まで年中無休で営業しています。いつ行っても空いているという事が安心ですね。
ちなみに私の自宅からは空いていれば30分くらいです。